有病者の方のための歯科治療
近年の高齢化社会に伴い、様々な持病をお持ちの方が増えてきています。
また、最近の超ストレス社会のなかで、様々な精神的なストレス・病気でお悩みの方も多くいらっしゃいます。
当院では、持病を悪化させずに安心して歯科治療を受けていただくため、有病者歯科外来を行っています。
有病者歯科外来を受診される方の例
例えば、
- ご高齢の方（身体の予備力が低下します）
- 内科的なご病気をお持ちの方
- 循環器系—高血圧症、狭心症、心筋梗塞、不整脈など
- 呼吸器系—喘息、肺炎、肺気腫など
- 代謝・内分泌系—糖尿病、高脂血症、甲状腺機能障害など
- 肝・腎系—肝機能障害、腎機能障害など
- 脳血管系—脳梗塞、脳出血など
- 精神的なご病気をお持ちの方
- 統合失調症、躁うつ病、パニック障害、不安障害など
- その他
- 局所麻酔薬アレルギー
- アレルギー体質（薬物、食物、ラテックスなど）
- デンタルショック（脳貧血）の既往など
持病があっても安心して受けられる、持病を悪化させない歯科治療
一般的に歯科医院での治療は簡単にとらえられがちですが、お口も身体の一部です。
したがって、治療の際には多かれ少なかれ全身的な影響が出てきます。
何らかのご病気をお持ちの方は注意が必要です。
とくに、部分の麻酔が必要な処置の場合、血圧や脈拍など全身状態を確認しながら行う必要があります。
逆に言うと、全身的なモニタリングも行わずに治療を行うのは非常に危険な場合があります。
院長は、有病者歯科学会の「指導医」です
院長は一般社団法人 日本有病者歯科学会指導医です。
指導医とは、医師が取得する認定医や指導医を育成／教育するために十分な能力があると認められた医師です。
豊富な知識と経験をもとに、お身体への影響を最小限に抑えた治療を提供します。
内科的な病気の有無にかかわらず、安全に治療が受けられます
次のようなお悩みをお持ちの方、一度ご相談下さい。
- ご持病が悪化しないか心配
- たくさんの種類のお薬を飲んでいて、影響がないか心配
- 血液がサラサラする薬を飲んでいて抜歯できるか不安
- 糖尿病があるので、術後の感染が気になる
- 統合失調症や躁うつ病のため治療できるか、かなり不安が強い
- 歯科治療の際、気分不良になったことがある
- 局所麻酔薬アレルギーがあるため局所麻酔ができない…
- アレルギー体質で、使う薬・材料など治療が不安
ご病気ではありませんが、妊娠中や授乳中の方で治療できるか不安な方も安心してお越しください。
また、全面バリアフリーですので、車椅子をご使用の方でも安心して治療を受けることが可能です。
これらの方には通常、バイタルサイン（血圧・脈拍・呼吸状態など）を確認しながら治療を行います。
さらに、緊張や不安による影響が大きいと考えられる場合は、適宜ストレスフリー治療を併用しながら治療をすすめていきます。
